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2017.10.09

整理収納アドバイザーが教える、わずか15分で終わる「ラクラク衣替え術」

衣替えが面倒という方、必見!整理収納アドバイザーの今井知加さんに、わずか15分で終わる目からウロコの衣替え術を教えていただきます。時短の秘密である「今、使うものだけ」が入った、お手入れ簡単なクローゼットを目指しましょう!

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今井さんの「衣替え」がラクチンな理由

こんにちは。整理収納アドバイザーの今井知加です。
みなさんにとっての「衣替え」って、どんなイメージでしょうか?数年前まで、私は年4回の季節の変わり目に、1週間くらいかけて気合を入れて衣替えをしていました。おそらくみなさんにとっても、衣替えは「面倒」で「時間がかかる」ものだと思います。しかし、現在、私が衣替えにかける時間はわずか数分。ストレスなく気軽にできています。

短い時間で衣替えを終える秘訣は、「随時」、洋服の「交換」をすること。「今、着る服」の適正量を決めて、その範囲で入れ替えをしていく方法です。例えば、「少し寒くなって着なくなった半袖の服2~3着と、薄手の長袖(七分袖)2~3着を入れ替える」といったふうに、そのときに着るものだけを選び、交換していきます。四季に分けて、「今シーズン着るかどうか?」ではなく、「今、着るかどうか?」の視点で衣替えをすることで、「整理の判断」が短時間でつきやすく、また、「洋服を入れ替える手間」も短くて済みます。意気込んで衣替えをしなくてよいので、とても快適になりますよ。

衣替えのコツは普段の収納にあり!「掛ける」収納と「カテゴリー分け」が時短に有効!

衣替えをラクにするためには、衣替えしても「収納の形を変えないこと」がポイントです。ワンピースなど「掛ける」服はシーズンオン・オフともに掛ける。部屋着など「畳む」服はシーズンオン・オフともに畳んで収納します。なかでも「掛ける」収納は、手持ちの服が一目で把握でき、ワンアクションで洋服が取り出せて便利!そのため、使用頻度の高い普段着は「ハンガーに掛ける」収納を心掛けましょう。

「掛ける」収納のコツは、「シーズンオン・オフを見える化」することです!「今、着る服」と「今、着ない服」の収納場所を分けたり、あるいはシーズンオフの洋服はカバーで隠したりして、一目で「今、着る服」が把握できるようにすると、さらに服が見つけやすく、適正量も把握しやすいです。

また、衣類は「トップス」「ボトムス」「ワンピース」「スーツ」「コート、冠婚葬祭」の5つのカテゴリーに細分化して保管しています。カテゴリーは、ライフスタイルによって変化するもの。私も会社勤めをしていたころは、「トップス」「ボトムス」「スーツ、ワンピース、コート、冠婚葬祭」と3分類でした。最近は整理収納アドバイザーとして講演を行う際の講師服としての「ワンピース」が増えたこと、そして、引越しで収納スペース自体が広くなったことで、5分類に変化しました。シチュエーション別、アイテム別など、カテゴリーに分けて細分化することで、「見つけやすく、しまいやすい」クローゼットにしています。

衣替えは古い洋服を見直すチャンス!ルールを決めて断捨離しよう

衣類をすべて「掛けて」収納するには、手持ちの衣類を上手に断捨離する必要があります。しかし衣類を手放すのが苦手な方もいるはず。そこで、断捨離のルールを決めることをオススメします。私の衣類の手放しどきは、(1)新しい服を購入したとき、(2)衣替えをしたときの2パターンです。

ライフスタイルが大きく変わらない限り、洋服を着ていくシチュエーションや機会は大きく変わりません。つまり、適正量はほぼ同じ。何かを増やせば、何かを着る機会が減るということです。そのため、(1)新しい服を購入したときは、同じジャンルの服を見直します。さらに(2)衣替えをするときに、手持ちの服全体を見直して、残す服、手放す服を判断するようにしています。

衣類の整理は、「着た、着なかった」あるいは「着る、着ない」を5~6秒で判断。直感が大切です。その際、迷った洋服は試着して、「似合う、似合わない」の判断をします。直感で判断しきれないものは、大半が「着ないのは分かっているけど手放せない」類のものです。持っておくべき言い訳を探し始めてしまう前に、どうしても悩む場合は、時間を置いて考えたり、新しく買い替えることで手放す決断をしたりしています。

洋服を手放す理由は様々です。「劣化してしまった」など、もう着られない場合は簡単に捨てることができますね。反対に、自分では着ないけれど、まだ着られる状態の服は捨てにくいですよね。私も、まだ着られる状態の服は、身内や周りの人に確認を取り、譲れるものは譲っています。誰かの役に立てるのであれば、気分よく洋服を手放すことができるからです。

貰い手が見つからない場合は、委託販売やオークション、リサイクルショップを利用します。どうしても買い手がつかない場合もありますが、そのときはもったいない気持ちも少し薄れて、捨てることができます。

「着ないのは分かっているけど手放せない」類の服は、色々な気持ちが原因で手放せないもの。譲る、売るなど色々な方法を試みることで、自然と「気持ちの整理」ができていくものです。

衣類を手放すコツを掴んだら、ついつい減らし過ぎた……なんてことにならないよう、自分にとっての衣類の適正量を知ることも大切。そのためには、日々の生活を細かく思い浮かべて、自分にとってどれくらいの数の服が必要なのか?を明確にすることです。

例えば・・・・
・ 1週間、毎日違う服を着たい?2回くらいは同じ服でもよい?
・ どんなシチュエーションで洋服を使い分けるのか?
・ 洗濯、クリーニングに出す頻度は?
・ 自宅のクローゼットにゆとりを持って入れられる服の量は?

ファッションの優先度や、TPOの数によっても変わりますね。上記のように細かく検討することで、おおよその数が決まってきます。

また、「ここに入るだけ」とスペースから決める方法や、「3か月着なければ手放す」などのルールを決める方法もあります。私の場合は、普段着は21着ほどがちょうどよい数でした。みなさんもぜひ自身のライフスタイルに応じて、衣類の適正量を見直してみてください。

「今、使うものだけ」が入ったクローゼット。さらに快適に使うには?

最後に、より快適なクローゼットにするために便利なアイテムやコツをお教えします。

衣類の「掛ける」収納には、たくさん使ってもかさばらない薄めのハンガーがオススメです。また、私はシーズンオフの洋服の保管には、写真のように複数の洋服にまとめてカバーをかけることができるユニットカバーを愛用しています。ユニットカバーのメリットは、衣服をホコリから守るだけでなく、ジャンルやシーンごとにまとめて衣類を保管したり、取り出したりできること。目的の洋服を探し出しやすいですし、一着一着にカバーをかける場合に比べて、手間も少なくて済みます。カバーをかけておくことで、オンシーズンの服がさらに出し入れしやすくなりますよ。

また防湿・防虫対策には、半永久的に使えるものが、交換の手間がいらないのでオススメです。繰り返し使える防湿剤や天然防虫剤などを使うことで、気軽に対策がとれます!

さらに、クリーニングや手洗い予定の洋服は、一時置き場を設置しておくと、クローゼットが散らかりにくいです。大きめのカゴを用意しておきましょう。

片付けが苦手な人にこそ実践してもらいたい整理収納術

衣替えに対する、「面倒」で「時間がかかる」イメージは変わりましたか?私の整理収納術は、決して難しいものではなく、できるだけ簡単でラクチン、そして時間をかけずにできるよう編み出したもの。片付けが苦手な人にこそ、ぜひ実践してもらいたいです。みなさんの衣替えが少しでもラクになれば嬉しいです。

<プロフィール>


今井知加(いまいちか)さん

奈良県在住の整理収納アドバイザー、薬剤師。整理収納アドバイザー2級認定講師、企業内整理収納マネージャー、ファイリングデザイナー1級、2級取得。製薬業界に勤務時代、夫婦で東京へ転勤。7年間の東京生活のなかで出産、2児の母となる。もともと片付け下手だったが、仕事と家庭の両立、家事効率化をはかり、整理収納に目覚める。
「掃除がラクな家」をテーマに新築した注文住宅が完成するまでをブログで綴り、人気を得る。現在はLivedoor公式ブロガーとして、「楽家事収納」を主題とした「MakeLife+ゆとり時間」を主宰。
2016年秋に整理収納アドバイザーとして独立し、自宅サロンでの「実践型・お片付け教室」を開講。現在は、個人やオフィス、医療機関の片付け、セミナー研修講師など、片付け習慣化コンサルタントとして活動している。

<著書紹介>

「そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん」
定価: 1,404円(税込)
発行:KADOKAWA

「整理収納アドバイザー認定資格」ってどんな資格?

効率の良い整理収納の考え方が学べるとして人気の「整理収納アドバイザー認定資格」。この資格でどんなことが学べるのか、1級整理収納アドバイザーの金内朋子さんに聞いてみました。

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