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2016.12.14

クリスマスパーティに最適!「まるでお店みたい♡」なフラワーアレンジメント

クリスマスパーティに最適!「まるでお店みたい♡」なフラワーアレンジメント

街も人も華やぐクリスマス。近年は海外のようにホームパーティーを楽しむスタイルが人気を集めていますよね。そんなお家クリスマスを盛り上げてくれるのが、テーブルを彩る季節の花々。飾るだけでももちろん素敵ですが、今年はもう一歩進んでアレンジメントに挑戦してみませんか?

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「おもてなしの心」が伝わるアレンジメント

「おもてなしの心」が伝わるアレンジメント

まずはアレンジメントの効果について。ただ花を飾るのと、アレンジを加えるのとでは、どんな違いがあるのでしょうか?

「フレッシュな草花を置くだけでも、新鮮な香りや見た目の華やかさから素敵な空間になりますが、少し手を加えることで、お客様に対してのおもてなしの気持ちがより伝わりやすくなります。飾り方や作り方など、植物がゲストとの会話のきっかけにもなるので、より印象的なおもてなしができると思います」

と、答えてくださったのは、今回クリスマスにぴったりなアレンジメントを教えてくださる、フラワーショップ『kusakanmuri』のフローリスト・吉田麗さん。アレンジメントを取り入れることで、ゲストの満足度もグッと上がりそうですね!

「スワッグ&リース」がキーワード。緑と白の2色で作る大人のクリスマスアレンジ

「スワッグ&リース」がキーワード。緑と白の2色で作る大人のクリスマスアレンジ

今回挑戦するのは、クリスマスシーズンにぴったりな「スワッグ」と「リース」。「都会の野」をコンセプトに、白と緑の草花だけを扱う『kusakanmuri』にちなんで、赤などのクリスマスカラーを使わない、ワンランク上のアレンジメントを教えていただきました。

ナチュラルな雰囲気の白と緑は、色鮮やかな料理が並ぶクリスマスの食卓とも相性抜群。色味を抑えたアレンジは主役の料理を引き立てる効果もありますよ♪

●スワッグ

スワッグとは「壁飾り」という意味をもち、海外では玄関や壁に吊るすことが多いクリスマスの伝統的な飾りのひとつ。花束のように束になっていて、お土産としてゲストに持ち帰ってもらうことができるので、パーティー後も楽しめるのが魅力です。

<準備するもの>

・丸葉ユーカリ:1~2本(*)
・もみ:1~2本(*)
・ブルーアイス:1本(*)
・ユーカリクロボラス:1本(*)
・花ばさみ
・麻ひも:40cm程度

(*)香りのある枝2種、グリーンの枝2〜3種、ポイントとなる実のついた枝1種が揃えば、お好みの草花でOKです。上記必要本数は目安です。枝ぶりによって1本で十分な場合、2〜3本必要な場合もあります。ポイントとなる枝(この場合はブルーアイスやユーカリクロボラス)は1本でよいでしょう。

<作り方>

(1)まずはメインとなる枝を決める。40〜45cm程度に切った枝を2〜3本、テーブルに置きます。(もみやユーカリは、長い枝が売っているのでおすすめです!)

(2)続いて、(1)の上に20〜30cm程度に切ったやや短い枝を重ねる。

(3)最後にポイントとなるように、持ち手に近いところに実のついた枝を重ねる。

(4)30〜40cmに切った麻ひもで、茎を結ぶ。

★POINT:きっちりと重ねないことがコツ。あえて無造作に重ねていくことで植物のナチュラルさが引き立ちます。

●リース

始まりも終わりもない円形のリースは、古来より幸福と幸運のお守りとして飾られてきました。手作りは難しいと思いがちなリースですが、基本をおさえれば実は簡単。オリジナリティ溢れるリースでパーティーに華を添えましょう!

<準備するもの>

・丸葉ユーカリ:1~2本(*)
・ユーカリクロボラス:1本(*)
・手で動きを出せる硬さで細めのワイヤー(今回は#26の針金ワイヤーを使用)
・花ばさみ

(*)グリーンの枝1〜2種、ポイントとなる実のついた枝1種が揃えば、お好みの草花でOKです。丸葉ユーカリの本数は目安です。作りたいリースの大きさにあわせて枝ぶりをみながら揃えましょう。

<作り方>

(1)花を巻きつけるためのベースを作る。できあがりの大きさに合わせてワイヤーを丸い形に整える。
(2)花や植物を(1)に絡ませながら一定方向に、ワイヤーに巻きつけていく。
(枝が太くて巻きつけにくい部分は、短く切ったワイヤーで枝とベースのワイヤーをポイント留めしましょう)

(3)お好みで、リースを太らせたい場合は(2)を繰り返し。アクセントに実のついた枝を巻きつけても可愛いです。

★POINT:枝のしなり具合に任せてカジュアルに巻きつけたほうが、オシャレ度アップ。細くてシンプルなリースは、お皿やケーキ台の上に載せて飾っても素敵です♪

「素敵!」と褒められるテーブルコーディネート術

「素敵!」と褒められるテーブルコーディネート術

手作りのスワッグやリースでおもてなしの気持ちを表現したら、それらを飾るテーブルコーディネートにも気をつけたいところ。話に花が咲く植物を使ったテーブルコーディネートのコツを、吉田さんに教えていただきました。

その1.一番のポイントは、高低差をつけること!

「テーブルをコーディネートする際、高いものと低いものを置いてリズムをつけると立体感が出て華やかな印象になります。メリハリを出すことで、座っているときだけでなく立っているときも豪華に見えるので、部屋に入ったときの第一印象もアップしますよ。テーブルの向かいに座った人同士で会話を楽しむためにも、目線よりも高いものは視線を遮らない場所に配置するようにしましょう」(吉田さん)

その2.あえて、ランダムに配置する!

「親しい仲間が集まるホームパーティーのテーブルコーディネートは、シンメトリーにきっちり配置するよりもランダムにしたほうが、リラックスした居心地の良い雰囲気を作ることができますよ」(吉田さん)

その3.キャンドルを使えばさらなる雰囲気アップも!

「色味が欲しい場合、キャンドルなどのアイテムでプラスしてもOK。今回のアレンジのようにキャンドルを使って白い花のイメージを演出することもできます。火を灯せばまた違った雰囲気を楽しめますよ」(吉田さん)

ちなみに今回ご協力いただいた『kusakanmuri』ではゲストが喜ぶオーガニックハーブティーも発売中。フランス生まれの「LE BÉNÉFIQUE(ル・ベネフィック)」のハーブティーは野山に咲く植物を1本ずつ丁寧に摘み取り、そのままの形で乾燥させているので、自然のハーブの風味を存分に味わえます。そして何より注目なのが、その見た目。お湯を注いだカップに直接ハーブのスティック浸せば、まるで水辺に浮かぶ可憐な花のよう。味も見た目も楽しめるお茶は、パーティー後のティータイムでも盛り上がること間違いなしです!

ル・ベネフィック (トルコ産)¥3,500(税別)
ル・ベネフィック (フランス産)¥5,000(税別)
LE BÉNÉFIQUE(ル・ベネフィック)ハーブティの詳細はこちら


空間を華やかにするだけでなく、おもてなしの気持ちを伝える効果まである、草花のアレンジメント。今年のクリスマスパーティーは手作りの飾り付けに挑戦して、思い出に残るホリデーシーズンを過ごしてみてはいかがでしょうか。

【取材協力】

フラワーショップ『kusakanmuri』
恵比寿と代官山の間で「都会の野」をコンセプトに、白と緑の草花をそろえているフラワーショップ。「こころをつなげていく」をモットーに、ふつうの人のふだんの生活を豊かにする暮らし方を提案。ショップのほか、フラワーアレンジメントにとどまらない多様なレッスンやイベントも開催。
東京都渋谷区恵比寿西1-17-2
03-6415-4193
open 12:00 close 19:00(土日祝は18:00まで)火曜定休
http://www.kusakanmuri.com/

身近なアイテムから始められる!心が明るくなるフラワーアレンジメントのポイントとは?

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