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2016.08.01

「子どもを育てながら仕事する。私のスタイルが見つかった」 満員御礼! おやこキッチンの主宰者、古谷真知子さんにインタビュー

「子どもを育てながら仕事する。私のスタイルが見つかった」 満員御礼! おやこキッチンの主宰者、古谷真知子さんにインタビュー

特技を活かし、自宅で教室を開くお母さんが、今増えています。育児の合間をぬって家計の収入源を自ら作る女性たち。教室を開くきっかけ、主婦業との両立について、子ども連れで参加できる料理教室「おやこキッチン」を主催する古谷真知子さんに話を聞きました。

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授乳やオムツ替えもOK!
0歳からの子ども連れで参加できる料理教室

旦那さんと2人のお子さんと4人で住む自宅リビングで、料理教室を運営する古谷さん。「おやこキッチン」という名前の通り、食をテーマに子どもと大人が楽しく学べる料理教室は、出産直後のお母さんでも参加できるよう、乳幼児連れでもOKという点が特徴です。


「一般の子ども向け料理教室は、5歳からの参加に限られているケースが多いんです。でも、自分が母親になってみて気付いたんですが、子どもの食事について、一番戸惑うのは離乳食がスタートする時期。『これから子どもにどんな物を食べさせればいいの……』と悩んだ経験を元に、同じような乳幼児の親の不安を解消できる場を作りたいと思い、乳幼児連れでもOKの料理教室をスタートすることにしました。」(古谷さん)

はじめは離乳食の作り方・食べさせ方を教えることからスタートした「おやこキッチン」ですが、いま開催しているレッスンの主流は、基本的には親子がペアとなり一緒に料理を作っていくというスタイル。参加されるお子さんの年齢層も古谷さんのお子さんの成長とともに、移っているようです。小学生以上には、安全に包丁を使う方法と、保護者がどうサポートすれば良いのかもアドバイスしています。

「お子さんが無理なく参加できるように、調理に2時間、試食に1時間とたっぷり時間をとっています。また、自分の目がゆき届く範囲で丁寧にサポートしていきたいと思い、定員を4組8名という少人数制にしました。」(古谷さん)

友達の幼児教室を見て、
「家で仕事をする」という選択肢に気がつく

もともとは企業で、システムエンジニアとして5年間働いていたという古谷さん。結婚後に退職し、妊娠。その後6年間は子育てに専念していました。そして子どもに手が掛からなくなってきた頃、友人が自宅で幼児教室を始めたことをきっかけに、自分も何かできないか、と考え始めたそうです。

「昔読んだ『週末起業マニュアル』という本に、『自分が生きてきた中で一番お金と時間を費やしたことを仕事にするとよい』ということが書いてあったんです。はじめはスキューバダイビングの趣味が頭に浮かびましたが、やっぱり食べることが好きで、これからもずっと食べることは続けていくのは間違いないと思ったので、食育をテーマにしていこうと決めました。」(古谷さん)

教室を開いたばかりの頃は、友達の参加が多かったものの、徐々に口コミで評判が広がり、安定的に予約が入るようになっていきました。離乳食を食べてくれない、ベビーフードを与えるのに抵抗があるなど、さまざまな悩みを持つお母さんと接したり、子どもの料理のスキルが上がってきたりする中で、どんどん手応えを感じて、「この教室をライフワークにしたい」という想いが大きくなっていったそうです。

お客さんの信頼を得るために、3種類の資格を取得!

「おやこキッチン」の活動をきっかけに、「食品衛生責任者」、「食育インストラクター」、「キッズキッチンインストラクター」と立て続けに資格を取得したという古谷さん。育児と教室のすき間時間で勉強をしたそうですが、好きなことゆえに、あまり苦にならなかったそうです。

「教室を始めるときに保健所に確認したら、販売をしなければ、特別な審査や資格は要らないことがわかりました。でもお客さんにとっては、見ず知らずの人の自宅で料理を習うことは、少なからず不安になるもの。その不安を少しでも払拭したいという思いと、自らのスキルアップにもつながると思って資格を取りました。」(古谷さん)

お客さんへの配慮のために資格を取得したという古谷さんですが、教室を開くにあたって躊躇はなかったのでしょうか。

「子どもを育てながら収入を得たいと考えたときに、私にはこれ以外の働き方はないと思いました。食べることに関する知識と技術は、すべての人にとって必須。きちんと中身のある教室を続けていけば、きっとうまくいくと思っていました。」(古谷さん)

イベントやセミナーなど、
「外」に出て活動していくことが目標

「おやこキッチン」を始めて4年。自宅での教室以外に、最近はイベントへの出展などにも取り組んでいるそう。

「先日参加したイベントでは、ラムネ作りのワークショップを行い、20名以上の子どもたちに参加してもらえました。こういったイベントだけでなく、食育に関するセミナーや講演など、自宅から飛び出し活動していくことが今後の目標です。」(古谷さん)

最後に、何かを始めたいけどなかなか勇気が出ないという方への応援メッセージをいただきました。

「やってみたいという気持ちがあるならば、まずは小さなことでもいいので行動に移してみるとよいと思います。一歩を踏み出してみると、何かしらの可能性が広がります。はじめの一歩は勉強かもしれないし、人に聞くことかもしれません。実は私もそうだったのですが、後から振り返ると、ここがいちばん勇気が要ると思います。それでもぜひ、みなさんにもはじめの一歩を踏み出してみてほしいです。」(古谷さん)

食事は一生のお付き合い。
「食育」について、きちんと知っておきたい!

食事は一生のお付き合い。「食育」について、きちんと知っておきたい!

「おやこキッチン」を主宰する古谷さんも、確かな手応えを感じているという「食育」。でも、子供の食育に対して興味はあるけど、具体的になにをすればよいのかわからない……そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。こちらの記事では、普段の生活で簡単にできる「食育」の方法をご紹介。食育がもたらす意外な効果とは……?

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プロフィール

古谷真知子(ふるや まちこ)さん

幼少より料理が好きで、共働き家庭だったため中学生頃から家族の夕飯担当として独学で料理を習得。会社員、専業主婦を経て、子どもと親向けの料理教室「おやこキッチン」を主宰している。
(有資格)
・キッズキッチン協会認定 キッズキッチンインストラクター
・NPO日本食育インストラクター協会認定 食育インストラクター
・食品衛生責任者

  
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食育実践プランナー

心身ともにすこやかに生活するために欠かせない「正しく役立つ食」の知識を、子供からお年寄りまで幅広く伝えるスペシャリスト。 毎日の食事で取り入れれば、安全で健康的な食生活が目指せる上、食べることをより楽しめるように!
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