重曹より万能？浴室にも洗濯機にも！セスキ炭酸ソーダがとっても使える！

セスキ炭酸ソーダは、油汚れ、皮脂汚れなどの酸性の汚れと相性がバツグン。

キッチン周りの油はねや調味料の飛び散り汚れなどに使うと良いでしょう。換気扇やガスレンジなど、油っぽくなりやすい部分にもオススメです。また、ステンレス製品の曇りを取り除くこともできます。曇ってツヤがなくなってしまったスプーンなどにセスキ炭酸ソーダをつけて磨くと、新品同様の輝きを復活させることができます。さらに、浴槽や冷蔵庫、排水溝などで使用すると、ヌメリをとるだけでなく消臭効果も期待できます。

セスキ炭酸ソーダを洗濯で使用する場合は、つけ置き洗いをするとより効果的です。シャツの襟や袖についた汗ジミ汚れに、特に効果を発揮します。

ただし、そんな万能洗剤「セスキ炭酸ソーダ」にも苦手な汚れがあります。

アルミ製品、繊維素材のカーペット、木質系の素材などは、使用すると変色してしまう恐れがあります。また、泥汚れ、機械油や口紅などの強い油汚れなどはセスキ炭酸ソーダには向いていません。そういった汚れには界面活性剤を使いましょう。

セスキ炭酸ソーダは、粉末状のものを水で希釈し、スプレーにしてから利用します。

キッチンを掃除する場合、油汚れに直接スプレーを吹きかけ、汚れが浮いてきたらボロ布などで拭き取り、仕上げに水拭きをします。皿や調理器具などの油汚れも同様に、汚れにスプレーを吹きかけてから洗うと、油によるベトベトが落ちます。

手垢がついた器具、電気のスイッチなどは、スプレーをしてから軽く絞った雑巾で仕上げをします。ソファやベッドなどの皮脂汚れを取りたい人は、セスキ炭酸ソーダをそのまま振りかけて2時間ほど放置しましょう。それから掃除機で粉を吸い込むと、セスキ炭酸ソーダが皮脂汚れを分解してくれます。とてもよく汚れが落ちますが、ソファやベッドの材質によっては変色の恐れもあるので、目立たない場所で一度試してからやると、いいかもしれません。セスキ炭酸ソーダは比較的手荒れはしにくいですが、肌が弱い人はゴム手袋などをして掃除するのが望ましいです。

洗濯で「セスキ炭酸ソーダ」を使用する場合は、水30リットルに対しておよそ20gを目安に入れましょう。入れすぎると洗濯物がベタベタしてしまうので注意してください。

「セスキ炭酸ソーダ」は様々な場面で役に立つ万能洗剤です。安価な値段で手に入れることができ、そのうえ環境にも優しいと、いいことずくめです。しかし、そんな「セスキ炭酸ソーダ」にも苦手な汚れ、使わない方が良い場面があります。「セスキ炭酸ソーダ」の良い面、悪い面をしっかり理解して、汚れに合わせた洗剤を使うようにしましょう。

せっかくきれいになった洗濯物なのに、室内干しをして嫌なニオイになってしまった…ということはありませんか？ そんなとき、芳香剤を使うのもいいけれど、天然のアロマを使ったニオイ対策なら、子どもや肌の弱い人でも安心です。ここでは、洗濯物の雑菌対策としてオススメのアロマ５種と、上手なアロマの使い方をご紹介します。

続きを読む

自分に合った時短家事テクニックを取り入れて、余裕のある毎日を

食事の支度に、掃除に、お洗濯、子どもたちの世話に、仕事も！　毎日やらなければいけないことが多すぎて、時間が足りないというときに活用したいのが、時短家事テクニック。ここでは無理なく実践できて、自分に合った時短家事テクニックを選ぶヒントを紹介します。