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2016.01.19

脳科学が教える学びを続けるコツとは?

「毎年、『今年こそは!』と決意するのにダイエットや資格試験の勉強が長続きしない・・・」と悩んでいる方はいませんか?今回は勉強や運動など、「今年こそはやり遂げたい!」と思っていることを挫折せずに続けるコツをご紹介します。

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脳の『やる気』を司るドーパミンを上手に活用しよう!

ドーパミンは「嬉しい」「楽しい」という感情を司っているホルモンで、勉強だけではなく恋愛の場面でも分泌されています。例えば、大恋愛中の恋人と会った時、ドーパミンが活性化することが脳科学の分野で明らかになっています。恋人とデートを楽しんだ後、もっとその人に会いたくなる、ということはよくあること。これを心理学の分野では『強化学習』という専門用語で呼んでいます。ドーパミンは、脳内で分泌される直前にその人が行っていた行動を 強化するという性質があるからです。

これは資格試験など、勉強の場面でも応用できます。「問題が解けた!嬉しい」という感情は、ドーパミンを分泌させます。そうすると、資格試験の問題を解くという行動が強化されて、勉強を続けようという気になってくるのです。勉強の場面でドーパミンを出すには、あまり簡単すぎないレベルの問題をクリアして、自分に達成感を持たせることです。ドーパミンは問題が易しすぎても、難しすぎても分泌されないので、ちょうどクリアできるような難易度の問題を選ぶとよいでしょう。

行動を習慣化することを続けてみて!

脳の前頭葉には、集中に関する回路が存在し、筋肉と同じように鍛えることができるといわれています。やろうと思ったらすぐに集中することでこの回路が鍛えられるため、自分なりのスイッチを持っておくとよいでしょう。例えば、テレビを止めたら、すぐに机に向かう、などのルールを決めておくと効果的です。そして、それを習慣化してしまうことが大切。実は脳には「変化に抵抗し、今まで通りの状態を維持しよう」とする性質があるのです。

そのため、新しい習慣にはどうしても抵抗してしまう傾向があります。勉強やダイエットを続けるコツは、行動を習慣化して、脳に「これが『いつも通り』の習慣なんだ」と新たに学習させてしまうことです。例えば、毎日朝起きてからの行動が習慣になっていて、たとえ寝ぼけた状態でも同じようにこなせることは多いはず。それは、脳が行動を習慣として覚えてしまうと、その行動を繰り返してしまう傾向があるから。この脳の性質を勉強やダイエットなどの継続したい事柄に応用するには、勉強やダイエットを続けやすくなる行動を習慣化してしまうことが大切なのです。

目標は『スモールステップ』がよい理由とは?

ある行動を習慣化するには、あまり難しいものでは長続きしません。むしろ、「また挫折してしまった・・・」という未達成感につながり、落ち込んでしまう人も少なくないのではないでしょうか? ドーパミンは達成感を感じたときに分泌される性質があるので、最初から高すぎる目標を掲げるのではなく、目標を細分化し、小さな目標を達成し続けることで、ドーパミンが分泌されやすくなります。

例えば、「ヨガマットの上に乗って、とりあえずヨガポーズを1回だけやってみよう!」「問題集を開いて、3問だけ練習問題を解いてみよう」と、達成できそうな課題をクリアしていく経験を積み重ねることが大切なのです。どんなダイエットエクササイズに関する本や雑誌にも「無理のない回数で」「自分のペースで」と書かれているのは、その方が継続しやすいからです。

さらに、最近の研究では、「小さめの具体的な数値目標を達成することで、ドーパミンを分泌させやすくする」ということが明らかになっています。なぜなら、曖昧な目標より具体的な数値を示す方が、脳が『やるべきこと』を認識しやすくなるから。そのため、例えば「とりあえず、今年中にパソコンが使えるようになろう!」という曖昧な目標より、「まずはパソコンを開いて、エクセルの関数を1日1つ覚えるようにしよう」という具体的な数値を示した目標の方が◎ 大きな目標ではなく、まずは達成しやすい小さな目標を立てて、習慣化するのが『勉強やダイエットを続けるコツ』です。

いかがでしたか?継続したい勉強やダイエットなどの目標がある人は、脳科学を上手に活用して、今年こそなりたい自分に近づいていきましょう!

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