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2015.12.10

リタイア後を真剣に考える!第二の人生に役立つ資格6選

リタイア後を真剣に考える!第二の人生に役立つ資格6選

定年後のセカンド・キャリア、考えたことはありますか?定年後はのんびり家で過ごして......というのは昔の話。今、働くシニアが年々増えています。経済的な理由以外にも、社会とのつながりや健康を考えて働き続ける人も多いようです。採用につながりやすい資格をキャリアカウンセラーの中瀬路子さんがご紹介します。

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定年後は自分のペースで働ける仕事につく!採用に有利な「手に職」資格

60歳を過ぎても働く人は増え続け、60歳~64歳で7割以上、65歳~69歳で約半数が働いています(「平成26年版高齢社会白書」内閣府調査)。継続雇用や再雇用を考えるなら、今までの実務経験の延長線上にある資格を取得するのもいいでしょう。けれども、勤務時間を短縮したいとか、通勤の負担を減らすため勤務地を選びたい、年金受給との兼ね合いも考えたいなどの理由から、新たに就職活動をする人も少なくありません。

座ってできるデスクワークは体への負担も少なく落ち着いてできるイメージがあるようです。そのためか、男女問わず事務職を希望する人も多いよう。けれども、実際には事務職はIT化が進み、よりスピーディに業務を進めることが求められるうえ、20代~30代にも人気が高い仕事なので、採用が厳しいのが現実です。リアルな求人数と、自分のスキルや適性などをふまえて幅広く仕事をみることが、定年後に自分にあった仕事をみつける近道といえるでしょう。

シニア層の求人が多いのは、ビル管理や警備の仕事。フルタイムからパートタイムまで働き方も様々、自分のペースで仕事も進めやすく、勤務地も多数あります。「ボイラー技士」「消防設備士」といった資格があれば有利です。 ほかにも工場、倉庫内での軽作業も求人が多く、「衛生管理者」「フォークリフト」の資格は評価されます。最近ではスーパーやドラッグストア、コンビニなどでのニーズが高い、「販売士」がおススメです。またパソコンスキルは幅広い職種で求められていますので、「日商PC検定」「マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)」の資格を取得すれば即戦力の証明になります。

では、それぞれの資格を詳しくみていきましょう。

一人でコツコツ&論理的に考えることが得意な人に

一人でコツコツ&論理的に考えることが得意な人に

機械の操作や仕組みに関心があり、一人でコツコツと正確に作業を行う人に向いているのがビル管理業務です。また、機械トラブルがあれば、多数の項目から原因を究明し解決するための手立てを的確に導き出す論理的思考力が必要です。ビル管理や設備の仕事につくには、「ボイラー技士」「消防設備士」といった資格があれば有利です。

「ボイラー技士」はビルやマンション、学校、病院、公共施設など、建物の空調管理を担います。ボイラーは資格がなくては扱えません。資格には特級、一級、二級とありますが、二級は一般に設置されている製造設備、冷暖房、給湯用のエネルギー源としてのボイラーを扱います。試験は誰でも受験でき、毎月1~2回実施、全国各地で行われています。実務経験がない場合、免許発行のために3日間の実技講習を受ける必要があります。

二級ボイラー技士講座へのリンク

「消防設備士」はビルやマンションなど建築物の消防設備機器の管理を担います。甲種と乙種があり、甲種は消防用設備等の工事、整備、点検ができ、乙種は整備、点検を行うことができます。さらに扱う消防設備によって分かれており、全部で13種類の試験があります。誰でも受験ができる乙種から取得して、仕事に就いてから必要に応じて甲種を考えてみて遅くはありません。

体を動かしたり、パソコン操作もしたい方に

体を動かしたり、パソコン操作もしたい方に

デスクワークばかりではなく、体を動かすことが好きな人に向いているのが、工場や倉庫内の軽作業業務です。工場や倉庫内で、仕分けや運搬などの作業と簡単なPC入力業務を含まれるなど事務的な要素もあります。常時50人以上が働く事業場では「衛生管理者」を置くことが義務付けられています。

「衛生管理者」は、従業員の健康状態と職場環境を管理、改善する役割を担います。ただ、受験するには実務経験の証明書が必要なので、在職中に相談してみるといいでしょう。「フォークリフト運転者」は普通自動車免許を持っていれば、4日間の運転技能講習を受講することで取得することができます。講習は教習所などで実施しています。資格手当がある場合や条件面で有利な場合があります。

衛生管理者講座へのリンク

コミュニケーション力・マネジメント力を活かしたい方に

コミュニケーション力・マネジメント力を活かしたい方に

今まで培ったコミュニケーション力やマネジメント力を活かしたい方には、小売店での販売・接客が向いています。スーパーやコンビニ、ディスカウントストアなど営業時間が長い店舗では、とくに早朝の時間帯でニーズが高くあります。店舗も全国各地にあり、時間帯も選びやすく、人と接する仕事をしていきたいという場合はおススメです。店舗経営にも興味があればフランチャイズという方法もあります。

そんなときに役立つのが「販売士」の資格です。「販売士」の検定試験は3級~1級の3段階。誰でも受験でき、どの級からもチャレンジできます。試験もマークシート方式で比較的取り組みやすい試験といえます。

販売士講座へのリンク

パソコンスキルの証明に

今やどんな仕事にもパソコンはつきもの。シニア世代には「書類の作成はやってもらっていて、自分で操作するのはちょっと…」という人も少なくありません。実践でのPC操作を不安に思う採用担当者も多く、スキルチェックをしたり、メールで応募書類の送付を求める企業もあります。

そこでビジネスで必要なパソコンスキルを体系的に身につけ、応募書類でアピールできる資格に、「日商PC検定」「マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)」があります。いずれの試験も誰でも受験でき、試験も随時実施している会場が多くあります。講座を受講するなど効率的に学べば、短期間で取得できるので即効性があるのも大きなメリットです。

日商PC検定3級講座へのリンク

マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)講座へのリンク

定年後にゆっくり考えてから……では遅い!今から準備をはじめよう

定年後にちょっと休んで、ゆっくり考えて…。なんて思っているとあっという間にブランクが空いてしまいます。ブランクが長ければ長いほど不利になり、年齢も上がってしまいます。

離職してから1年以内なら厚生労働省による教育訓練給付制度(一般教育訓練)も利用できます。指定された講座で、一定の条件を満たして修了すれば学費の20%(上限10万円)が支給されます。雇用保険の加入期間など細かな条件もありますが、対象ならこうした制度も賢く利用したいですね。

就職活動において面接で問われるのは、経験のほか、「健康」「意欲」「協調性」がシニア層の3大資質。このうち「意欲」は、資格が証明してくれます。資格を取得するまでのプロセスもしっかりアピールすることが大切です。

資格を取得するには、相応の時間が必要です。今すぐにでも情報収集をして、計画を立てることからはじめてみてはどうでしょうか?!

ガイドプロフィール
中瀬路子(なかせみちこ)さん
All About「資格」ガイド。大学卒業後、幼児教育機関での受験指導を経て、法律・不動産資格取得スクール「東京法経学院」に約10年勤務。その後は人材系の会社で約5年間就職支援に携わる。現在は資格&キャリア教育を主に、キャリアコンサルタントとして活動中。
 

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