2018.01.05

「明日やろう」は卒業!先延ばしをやめるための意外な5つの方法

「明日やろう」は卒業!先延ばしをやめるための意外な5つの方法

見たいテレビがある、食事に誘われた、眠い......。誘惑に負けて、やるべきことを先延ばしにした経験は誰にでもあると思います。「明日やろう」といった先延ばし癖を克服するにはどうすればいいのでしょうか。これまでなかなか克服できなかった人にこそ試してほしい、意外な5つの方法を、コミュニケーション研究家の藤田尚弓さんに紹介してもらいます。

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あの人も!?先延ばしにしてしまう人の5つの特徴

あの人も!?先延ばしにしてしまう人の5つの特徴

わかっているのに先延ばしにしてしまうのは、怠け癖のある人だけではありません。何でもすぐにやりそうな、次にあげるような特徴のある人も、先延ばし癖がある人なんです。そんな人こそ、アプローチを変える必要があります。

その1:完全主義の傾向がある

先延ばしをしがちな人は、いいかげんな人だと思っていませんか?実は「きちんとやらなくては」と考える完全主義も、先延ばしを誘発してしまう大きな要因の一つです。

その2:仕事だけでなくプライベートでも複数の目標を持っている

仕事での目標はもちろん、自己投資のための勉強、ダイエット、趣味の資格取得など、複数の目標を持っている。先延ばしをしてしまうというのは、そんな優等生ならではの落とし穴でもあります。

その3:自他共に認める頑張り屋

仕事も家庭も遊びも常に一生懸命。そんな頑張り屋さんだからこそ、先延ばしせざるを得ない状況に!?

その4:実はせっかち

キビキビと行動する、待ち時間がいやだ、遅い人を見るとイラっとすることがある……など、せっかちな性格の人は「すぐにやる」イメージが強いのでは?しかし意外にも、「せっかちなのに先延ばしにしてしまう」という不合理な特性もあります。

その5:どちらかというと集中力がある

集中力がある人は、テキパキと物事を片付ける印象があり、先延ばしとは無縁に見えるかもしれません。しかし、集中力がある人は先延ばしの原因になってしまう、ある考え方をしがちなのです。

「すぐにやる」ができない5つの原因

「すぐにやる」ができない5つの原因

先延ばしにしがちな人の意外な特徴。その理由とは?「すぐにやる」ができない5つの原因を、ひもときながら見ていきましょう。

先延ばしの原因1:完全主義

勉強を始めよう!と決意しても「専用の新しいノートを買ってから」「せっかくなら気持ちよく使えるデザインのものを探そう」など、完全主義傾向のある人は準備が整ってから行動しようと考えがち。目先の細切れ時間を使うよりも、きちんと時間を作ろうとする傾向もあるため、結果として先延ばしになってしまうのです。

先延ばしの原因2:一時的な制御エネルギーの枯渇

身体を動かすのにエネルギーが必要なように、自己制御をするときにもエネルギーを使います。しかし、このエネルギーは有限で、何かを我慢するようなことが多くあった場合、エネルギーが一時的に枯渇してしまうことがあります。
種類や難易度にかかわらず制御エネルギーは使われますので、いくつも目標を持っている人は大事なところで制御がきかなくなってさまざまな誘惑に負けてしまい、やるべきことが先延ばしになってしまうことも。

先延ばしの原因3:余裕がない

頑張り屋さんは活動量が多いため、慢性的に時間にもエネルギーにも余裕がない状態になっています。そのため、強い意志と頑張る気持ちが揃っても、物理的に先延ばしになってしまうことが多いのです。

先延ばしの原因4:双曲割引

私たちは目の前の誘惑(ex.ジムをサボって楽をする)を大きく評価し、将来のこと(ex.健康な身体を手に入れる)を小さく見積もります。この心理を双曲割引といいますが、これが、やったほうがいいとわかっているのに誘惑に負けてしまう原因の一つと言われています。
せっかちな人は将来のことを小さく見積もる度合いが強い傾向がある人。つまり将来手に入るものをより小さく見積もりやすいため、努力を先延ばしにする傾向もあるのです。

先延ばしの原因5:解釈レベル

私たちは同じ出来事でも違ったレベルの解釈をすることができます。例えば、本を読むときに「A:小説○○を読む」という解釈をすることもできれば、「B:本の中で他者の人生を疑似体験する」と解釈することもできます。
実は、ケースに合わせて解釈レベルを変えるのが理想。しかし、目の前のことに集中する人は、具体的な思考を優先しがちで、思考を変えよう、違う解釈をしてみようといった気にもならないケースが多いので要注意です。

今日から実践したくなる!「すぐやる」を習慣化する5つの方法

今日から実践したくなる!「すぐやる」を習慣化する5つの方法

勉強、ダイエット、貯金……などなど。どんな場面でも使える「すぐやる」習慣。今までダメだった人にこそトライしてほしい、5つの方法をご紹介します。

その1:完全を求めずいいかげんに考える

「勉強をしよう!」と決意したら、きちんとした時間を捻出する、先に道具をすべて揃えるといった完全主義は捨てましょう。「とりあえずこれでもいいか」「時間もないことだし、まずはこれだけ……」と行動を始める。そんな、ある種のいいかげんさを許容することで、先延ばしの罠にハマりにくくなります。

その2:我慢はほどほどに

自己制御に必要なエネルギーはトレーニングによって最大量を増やすことができるそうです。「そこまでの努力はちょっと……」という人は、エネルギーを使い果たさないよう、我慢はほどほどにするのも一つの手。
大事な目標に向かって努力しなければならないときは、重要でない他の目標はほどほどにしてみては?過剰な自分への厳しさは緩めたほうが、いい結果を得られるかもしれません。

その3:休むことをスケジューリングする

頑張り過ぎで時間も体力もギリギリなあなた。今すぐ手帳を開き「休む時間」をスケジューリングしましょう。休むことは、怠けることとは違います。効率が上がる、予期せぬ事態にも対応できる、クリエイティブな思考がしやすくなるなどのメリットにもつながってくるのです。

その4:目標達成の喜びを疑似体験

私たちは目の前の快感を大きく評価し、努力して将来得られるものを小さく見積もります。目標を達成したときの喜びを疑似体験しましょう。
ダイエットをしているのなら、健康で美しくなった自分がいかに幸せな気持ちかを想像する。試験勉強をしているのなら、合格体験記を書くなどがおすすめです。

その5:解釈トレーニングをする

私たちは同じ出来事でも違ったレベルの解釈をすることができます。
例えば、貯金をするときに「A:○○を買うのを我慢する」と考えることもできれば、「B:自分の人生をコントロールし理想的な生活を手に入れる」と考えることもできます。
専門家の研究によれば、比較的容易な課題の場合には、Aのように具体的に考えるほうがベター。「欲しいけれど我慢」といった葛藤が生じるような課題の場合には、Bのように抽象度を上げて考えるほうがベターだそう。解釈レベルは少しの練習で考えられるようになるので、ぜひ試してみてください。

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執筆者プロフィール
藤田尚弓(ふじた なおみ)さん
警察署にて防犯のコミュニケーションデザインを担当。その後民間企業を経て、コミュニケーションデザインを研究する株式会社アップウェブ代表取締役に就任。法政大学大学院客員教授、東京スクールオブビジネス非常勤講師、早稲田大学オープンカレッジ講師などを務めた他、企業研修の講師としても活動。TVのコメンテーター、コミュニケーション関連企画の監修なども行う。

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