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2017.07.13

夏が正念場!イヤ~な虫が出ない家にする3つの対策

梅雨が終わり本格的な夏が訪れる頃から、私たちの家の中にはさまざまな虫が現れるようになります。呼んでもいない、ましてや同居などしたくもないこれらのイヤ〜な虫たちに、どうしたら寄り付かず、お引き取り願えるのでしょう。暮らしのなかで講じることのできるちょっとした注意や工夫で、虫と相まみえないようにできるいくつかのヒントを、掃除のプロである藤原千秋さんがご紹介します。

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どうして家の中に、イヤな虫が出るの?

暑い夏、私たちの家の中に、呼んでもいないイヤな虫が出現してしまうのは、どうして? それはエアコンをかけるなどして人が住むのに快適な状態に整えられた家の中が、虫にとっても快適な環境になってしまっているからに他なりません。私たち自身の快適性を損なわず、虫だけに嫌われる家にするため、施せる3つの対策をご紹介しましょう。

対策その1.あなたの家は大丈夫?「虫が好む家チェックシート」で我が家の状況を客観的に確認

まずは、あなたの家の「虫たちに好かれやすい度」をチェック!思い当たる項目に、チェックを入れてみてください。

□ 掃除機をかける頻度は週に1回以下だ
□ 毎日の気温や湿度は、あまり気にしていない
□ 毎日の入浴は、基本的にシャワーのみだ
□ 布団はフローリングの床に直接敷いている
□ あまり窓を開けることがない
□ 空き缶、古雑誌など含めて「ゴミ捨て」全般が苦手
□ 洋服をクリーニングに出すのは、お金がもったいないと思う
□ 洗濯物は基本的に部屋干し
□ 冷蔵庫に入れず、常温保存している食べものが多い
□ 部屋の中でペットを飼っている(爬虫類含む)

チェックが0個……虫に好かれる家ではなさそうです!
1〜3個……あまり虫に好まれる状態ではありません!
4〜7個……かなり虫にとって居心地のいい状態です…
8〜10個……間違いなく虫の楽園です…

対策その2.「虫が好む家」になってしまうポイントを知っておく

以下で、先ほどのチェックシートの各項目の意味をご説明します。なぜ虫が我が家を好んでしまうのか? その原因がわかるはずです。

掃除機をかける頻度は週に1回以下だ

床に落ちている綿ボコリや髪の毛の隙間には、ダニやカビや細菌、つまり虫の大好きなエサが豊富に含まれています。これを放置している期間が長いということは、虫にエサを提供しているようなもの。

毎日の気温や湿度は、あまり気にしていない

虫の多くは低温下や乾燥した環境が苦手。ほどよく温かく湿った状態を好みます。生活エリアに温度計、湿度計を設置し、客観的にお部屋の状態を整えましょう。

毎日の入浴は、基本的にシャワーのみだ

浴室によく出るチョウバエの成虫や幼虫は、浴槽の下部や排水溝などの水場に生息しているわりに「水に溺れやすい」という性質があります。シャワー入浴の水量では溺れないため、彼らにもってこいの環境なのです。

布団はフローリングの床に直接敷いている

布団をフローリングの床に直接敷くと、汗などが床と布団の間で結露し細菌やカビが発生、ダニも繁殖しやすくなります。床との間に除湿機能を持つマットや台を挟むのがベターですが、くれぐれも「万年床」にはしないこと。

あまり窓を開けることがない

部屋の空気は想像以上にホコリや花粉やカビ、二酸化炭素などによって汚れています。これらを一掃するには「自然換気」が一番手軽で、その方法は窓や戸を二カ所以上開けるだけ。この習慣がない場合、家の中の空気の汚染度は推して知るべしなのです。

空き缶、古雑誌など含めて「ゴミ捨て」全般が苦手

ビールなどの空き缶はゴキブリをおびき寄せ、湿気った古新聞や古雑誌はチャタテムシを発生させ、生ゴミはコバエを、菓子の空袋はアリを、あらゆる食べカスはダニを、などなど「ゴミ」は虫を呼び育てます。ゴミは速やかに捨てましょう。

洋服をクリーニングに出すのは、お金がもったいないと思う

家庭で洗濯できないジャケットやスーツ、ウールやシルクなどの洋服の汗や皮脂、気づかない食べ物のシミなどがついているものは、いの一番に衣類を食う虫に食害されます。クリーニングをかけることで虫の卵や幼虫も殺虫できます。

洗濯物は基本的に部屋干し

洗濯物の部屋干しはカビが生えやすい環境を作っています。するとカビを食すチャタテムシ、チャタテムシとカビを食べるダニ、ダニを捕食するゴキブリ、ゴキブリの糞や死骸を温床にするカビ……といった連鎖が起こりやすいのです。

冷蔵庫に入れず、常温保存している食べものが多い

封を開けた小麦粉やホットケーキミックス、鰹節、お好み焼き粉などに混入するダニが粉内で繁殖し、知らずにそれを食べることで発症するアナフィラキシーショックが問題になっています。常温保存は要注意です。

部屋の中でペットを飼っている(爬虫類含む)

ペット用の水やエサは虫たちを養う水やエサにもなってしまいがちです。水やエサの設置場所や時間、タイミングには気をつけましょう。

対策その3.これで虫が出ない! クリーンな家にするための3つの方法

人にとっての快適性を損なわず、でも虫には嫌われる家にするためにできるシンプルな方法が、次に挙げる3つの方法。ぜひ、心がけてみてください。

方法1.エアコンや除湿機を活用して、虫が潤う「湿気」を駆逐する

イヤ~な虫の多くは「乾燥」を苦手としています。インフルエンザ対策などで冬、加湿を頑張っていた場合でも、梅雨〜夏は乾燥を心がけるようにしてください。といっても湿度40〜50%であれば十分です。

方法2.掃除で虫が肥える「エサ(汚れ)」を失くす

「掃除」は全般的に、圧倒的な虫対策になります。例えば床に落ちているようなホコリには、砂や泥の粒のほか人やペットのフケやアカ、カビ、ダニなどが含まれているものですが、これらは虫にとっては格好のエサ。虫が出ない家は掃除が行き届いている場合がほとんどです。

方法3.虫の苦手な「香り」で満たす

人にとっては快適な香りなのに、虫には忌避される香り。その代表的なものに、ゴキブリが嫌うミント(ハッカ)があります。ミントの天然精油を使用した忌避剤、またミントの成分を含んだスプレーなど、虫に寄って来てほしくないキッチンや寝室などに、置いたり振りかけたりなど、上手に使ってみましょう。


いかがでしたか? 虫に好かれない家にするためのヒント、すぐにできそうなところから、ぜひ取り入れてみてくださいね。

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