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2016.04.14

4月は振り返りのチャンス!新年の目標を達成するための方法

新年をむかえる際に目標を立てた人は多いと思います。その後、進捗はいかがでしょうか。新生活が始まる4月。もう一度目標を振り返り、再スタートをきってみませんか?つい先延ばしにしてしまうという人、誘惑に負けてしまうという人も、心の口癖(=セルフコミュニケーション)を変えると成果が出せますよ。話し方・交渉術の講師も務める藤田尚弓さんが解説します!

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目標は「立てる」ことよりも「見直し」が重要

今年も、もう3分の1が過ぎようとしています。年始に立てた目標が思うように進んでいない人、全く手をつけていない人、中にはどんな目標を立てたか忘れてしまった人もいると思います。目標は立てるだけでなく見直しが重要。このタイミングで、実際にやってみてわかった改善ポイントを反映することができれば、目標達成に近づけます。

例えば、「朝4時起きをして朝活をしよう」という目標を立てたとします。けれども実際にやってみたら、ランチの後に眠くなってしまった。ここで挫折してしまう人は、『心の口癖=セルフコミュニケーション』に問題があるかも。

人はものごとを考えるとき、自分自身との対話を行っています。それが『セルフコミュニケーション』です。その中には「よし、もう一度頑張ろう」といった前向きな行動を促すものもあれば、「どうせダメに決まっている」といった挫折に繋がるものもあります。

朝活の例でいえば、「自分には朝活は無理なのかな」といったセルフコミュニケーションをとると、再チャレンジは難しくなってしまいます。「実際に行動してみたら問題点を発見できた」「一歩前進だ」といったセルフコミュニケーションに変換してみましょう。「無理だった」ではなく、「問題点がわかった」と認識すると改善に向けた行動をとりやすくなります。改善の具体例としては、夜就寝する時間を1時間早くする、睡眠の質に気をつけるなどがあると思います。それでも難しい場合には、4時起きではなく5時起きにしてみようといった目標修整もいいでしょう。

目標に手をつけていない人は、セルフコミュニケーションをこう変えよう

「明日からでいいや」「そのうち始めるから」といった先延ばしのセルフコミュニケーションをしている場合、立てた目標が良くない可能性があります。

例えば「5キロ痩せる」という目標を立てたとします。そのためには食事制限だけでなく、運動も、ライフスタイルの改善も必要です。これを困難だと認識してしまうと、先延ばしのセルフコミュニケーションが登場します。このような場合、「~だけやろう」というセルフコミュニケーションができるようになると、目標に着手することが簡単になります。まずは「毎日体重を記録する」「今日だけは夜食をやめる」といった小さなゴールを設けることからはじめてください。

大きなことを先送りにするのではなく、小さなことだけやってみるのが行動をスタートするコツです。

我慢エネルギーの浪費に注意!挫折の思わぬ落とし穴

目標を達成するには、多少の我慢はつきものです。でも、我慢ができずに挫折した経験がある人も多いのでは?そんな時に「意志が弱い」と自分を責めるのはちょっと待って。

人が我慢をするときには、自己制御のためにエネルギーが使われます。これを一気に消費してしまうようなことがあった場合、次の自己制御で使用できるエネルギーが不足して、制御が不十分になると考えられています。

筆者は自己制御に必要なエネルギーのことを「我慢エネルギー」と呼んでいます。研究者によると、我慢エネルギーが枯渇してしまったときに挫折しやすくなるのだとか。筆者はビジネスパーソンに絞った簡易的な実験をしてみたのですが、我慢のし過ぎと挫折には有意な関係があることが分かりました。事前の予想と違ったのは、小さな我慢でも結構な量の我慢エネルギーを消費してしまうということ。
なので、「~するべき」というセルフコミュニケーションが癖の人は要注意。適度な息抜きも大切です。大勢に影響がないことに関しては、「たまには~でもいいか」と、おおらかになりましょう。限りある我慢エネルギーの消耗をおさえることも、目標達成の大事なポイントです。

春から本腰!目標達成のための3つのセルフコミュニケーション

行動の癖は思考の癖から生まれます。思考の癖はセルフコミュニケーションを変えることで改善できます。目標を立てても挫折してしまうことが多かった人は、3つのセルフコミュニケーションを変えるところからスタートしてみてください。

1.諦めのセルフコミュニケーションはNG。「やっぱりダメだ」「無理だ」は「問題があることがわかった」に変えましょう。

2.先延ばしのセルフコミュニケーションはすぐに変えたい!「明日からやろう」は「今日は○○だけやろう」に変えましょう。

3.完璧主義だと我慢エネルギーを消耗してしまいます。「~するべき」は「たまに~でもいいか」に変えましょう。

新生活が始まる春は、再チャレンジにも最適な季節。目標を振り返る機会にしていただければ幸いです。

【執筆者プロフィール】

藤田尚弓(ふじたなおみ):All About「話し方・伝え方」ガイド。コミュニケーション研究家。株式会社アップウェブ代表取締役を務める。コミュニケーションデザインの研究を行い、テレビ番組でのコメント、企業や大学などでの研修、執筆活動などを行っている。著書は「NOと言えないあなたの気くばり交渉術」他多数。

新年の目標だけじゃない! キャリアの目標も決めなくていい?

自分のキャリアプランを考えるとき、「長期的な目標を立てて、必要なことを1つ1つ実行していこう」と考える人が多いのでは? でも「キャリアの目標は決めなくてもよい」という有名なキャリア理論があるんです。 しなやかに自分らしいキャリアを築くために重要だといわれている「オープンマインド」について探ります。

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