1位になったのは、やはり家計を守る強い武器となるあの資格! あなたの気になる資格はランクインしているでしょうか?
社会が流動化する中で、今大注目の資格です。税金、保険、年金などの幅広い知識を活かし、ライフプランの設計を行う専門家で、就職・転職に有利なだけでなく、自分の資産運用にも役立ちます。
英語によるコミュニケーション能力を測る世界共通のモノサシ。日本の経済に左右されないグローバル企業への就職・転職には有利です。
年金、医療制度の不安や、少子高齢化問題などに的確なアドバイスができる社会保険労務士は、これからの時代に適した注目の資格です。さらに社労士試験の合格者を見ると、女性が約30%。他資格と比べても高い割合を占めています。社会保険労務士は正確さと緻密さが要求されるため、まさに女性のキメ細かさを存分に活かせる仕事といえます。
介護保険制度の中核を担う資格。介護を必要とする人と、福祉・医療・保健のサービスとを結ぶ「架け橋」となる重要な役割を担っています。介護ビジネスに参入する企業も多く、有能なケアマネジャーには大きな期待が寄せられています。
社会が流動化する中で、今大注目の資格です。税金、保険、年金などの幅広い知識を活かし、ライフプランの設計を行う専門家で、就職・転職に有利なだけでなく、自分の資産運用にも役立ちます。
「ファイナンシャルプランナー(FP)」をはじめ、「社会保険労務士(社労士)」等、経済活動に関わる資格と、「TOEIC(R)」「ケアマネジャー」「宅地建物取引士(宅建)」といった、就職に有利な資格が、今年の武器として有効そうだという意見が多く集まりました。
◆調査概要
調査対象:20~40代男女996名(男性498名、女性498名)
実施期間:2015年11月13日~11月18日
実施方法:インターネット調査 対象地域:全国
一般の調査から出された2016年予想を踏まえて、430個以上(2015年11月現在)の資格・検定を取得している資格アドバイザーの鈴木秀明さんに、2016年の注目資格について伺いました。
「今年はやはりマイナンバー制度に関する社会保険分野の専門家資格である社会保険労務士(社労士)が注目されたように思います。それに関連してかどうかはわかりませんが、社労士試験は例年合格率が7~8%程度であるところ、2015年の試験は合格率2,6%と異例の超狭き門になりました。
今後も、税制や社会保険分野に関することだけでなく、情報管理や法務、セキュリティなど様々な領域で、社会的な変化やニーズ、問題点が出てくるかと思います。
これを逆に新たなビジネスチャンスに転換できる可能性もあります。試験の難化傾向が続いていくのかはもちろん、今後の社会保険労務士(社労士)の動向は大いに注目していきたいところです。」
鈴木秀明さんプロフィール
All About「資格」ガイド。東京大学理学部卒。東京大学公共政策大学院修了。 取得資格は行政書士、中小企業診断士、気象予報士、証券アナリスト、宅建、FP1級をはじめとして430個以上(2015年11月現在)。 「資格アドバイザー」「ライセンスアセッサー」として雑誌・ラジオ・テレビなどへのメディア出演実績はのべ100件 以上。
「2016年武器になりそうな資格」で見事1位となったファイナンシャルプランナー(FP)、「専門家が考える2016年注目資格」として選ばれた社会保険労務士(社労士)以外にも、世の中にはたくさんの資格があります。お給料アップや就職・転職のためだけでなく、資格取得の過程で学んだ数多くの知識は、あなたにとって貴重な財産となるはずです。さまざまな資格を武器に、この厳しい時代をスマートに乗り切りましょう。