普段の生活の中で無意識に行っている行動が、意外にも脳を衰えさせてしまうことも。下の行動に当てはまる人は、要注意です!
□ワンパターンな生活
決まった時間に出勤して、帰宅する時間も大体同じ。生活リズムが定まっている方が、体調は崩れにくくなって良いのですが、一方で、人はワンパターンな生活に慣れすぎると、あまり脳を使わずに行動するようになってしまいます。
□質の悪い睡眠
デスクワークの場合、一日中屋内にいて、座ったままお仕事をしていますよね。そうすると、気分的には疲れていても、身体的な疲労があまりなく、体が睡眠を欲しにくくなってしまい、睡眠の質が下がってしまいます。睡眠時間は十分なのに、スッキリしない原因はここにあります。
質の良い睡眠がとれていないことで、脳が働きにくい状態になってしまうのです。
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□慢性的な痛み
頭痛や腰痛といった慢性的な「痛み」が脳の正常な活動を妨げ、鈍らせてしまいます。例えば、座りっぱなしのデスクワークは腰痛の原因。他にも、ヒールの高い靴は足首に大きな負担がかかり、足から腰や首にかけて痛みの原因になってしまいます。
□愚痴を言う
嫌なことがあると、ついつい愚痴を言いたくなります。でも、ネガティブな言葉は自分の脳にとってストレスとなり、過度なストレスを受けると多量にコルチゾールというホルモンが分泌されます。これが脳にダメージを与えてしまうのです。
4つのうち1つでも当てはまると、脳の老化を進めてしまっているかも。今の生活を見直して、脳のアンチエイジングに取り組みましょう!
脳にとって良くない生活を続けていると、脳は着実に衰えてしまうので、早めの対策が必要です。ここでは、生活習慣をなかなか変えられない…という方のために、脳の老化を防ぐ有効な方法を3つご紹介します。
①一人じゃんけんで脳を鍛える
パズルやゲームなど、脳のトレーニングができるツールは色々ありますが、両手を一度に使い、かつ簡単な一人じゃんけんがオススメ! 手は、たくさんの神経が脳と直接繋がっていて、第二の脳とも言われています。左右の手に別々の命令をすることで、脳を鍛えましょう。
【一人じゃんけんのやり方】
・まずは、右手が勝つように10回
・次は、左手が勝つように10回
・これを繰り返します
一人じゃんけんはやってみると意外と難しいので、その分、脳が活発に働きますよ。
②脳にいい食べ物を積極的にとる
脳の働きを助ける栄養素と言われているのが、「オメガ3脂肪酸」と「オメガ6脂肪酸」です。これらを摂取できる食べ物としてオススメなのが、青魚とナッツ。
青魚に多く含まれているDHAは「オメガ3脂肪酸」の一種で、脳の活性化をサポートしてくれます。また、ナッツは「オメガ3脂肪酸」と「オメガ6脂肪酸」の両方を含んでおり、脳の活性化に最適です。仕事や勉強の合間に、おやつとして食べられる手軽さもGood!
青魚とナッツを食べて、脳にたっぷり栄養をあげましょう。
③アロマの香りで脳を刺激
嗅神経は記憶を司る脳の海馬と直結しているため、香りを嗅ぐだけでも脳を活性化し、脳の若返りが期待できると言われています。
オススメのアロマオイルの配合比率は
<昼用>ローズマリー2滴とレモン1滴を配合
<夜用>ラベンダー2滴とオレンジ1滴を配合
いずれも天然の植物由来のものを使用し、ディフューザーなどを使って、2時間ほど香りを楽しむようにしてください。
香りを嗅ぐだけで、手軽に気分の切り替えができるのでオススメです。
脳のアンチエイジングには、スッキリ脳とリラックス脳、この脳のモード切り替えが大切です。