自分の身は自分で守る！一人暮らしの女性必見の防災対策

いきなり防災対策といっても、何から準備すればいいのかわからない人も多いのでは？そこで、まずはこちらをチェック！

１：避難する時にパニックになるのを防ごう

いざ災害が起きたとき、情報が何もない状態だとパニックに陥りやすくなってしまいます。自宅付近はもちろん、職場近辺で起こりうる災害や避難場所について把握しておきましょう。また、災害で建物が壊れた時に備え、大家さんや管理会社の連絡先を控えておくと安心です。SNSは玉石混交で、間違った情報が流れることもあるので、気象庁、内閣府のWebサイトをブックマークしておいたり、リアルタイムで気象状況や災害情報が把握できるスマートフォンアプリをダウンロードしておくと便利です。

２：家族や知人に連絡が取れなくなることを防ごう

災害が起こった時、家族や知人への連絡はSNSが便利。また、災害用伝言ダイヤル（171）や、各携帯電話会社が提供している災害用伝言板サービスもあります。専用アプリをダウンロードしておき、使い方を確認しておくことをオススメします。

３：家具によるケガを防ごう

地震に備え、つっぱり棒や粘着テープなどの対策グッズを活用し、家具の転倒防止や落下対策を行いましょう。賃貸住宅でも使えるよう、壁を傷つけずに家具を固定できるグッズも多く販売されています。速やかに避難できない就寝時のことを考え、寝室や睡眠スペースは特に厳重に対策を。

４：金銭面のダメージを防ごう

部屋を借りる時、火災保険に入りませんでしたか？火事だけでなく、落雷や水災、外から物が飛んできて窓が破損した……など、さまざまな災害や日常生活のリスクまで幅広く対応している保険です。内容を覚えてない、という人は一度保険証書を見直し、どのような契約でどのような補償があるかを確認しておきましょう。

５：身の回りの物や飲食に困るのを防ごう

すぐに持ち出せる非常持ち出し袋に加え、キッチンには火災に備えて家庭用の小さな消化器を置いておくと安心です。また、非常持ち出し袋は、「自分一人で無理なく持てる量・救助が来るまでの数日間生き延びられる量」を準備しましょう。持ち出せない分は、災害による影響が長引いた場合の備蓄として部屋に備えておくのがオススメ。

非常持ち出し袋の中身はこちらを参考にしてみてください。

貴重品

• 現金（小銭もあると安心）
• 身分証明証のコピー
• 予備のメガネ

情報収集用品

• ラジオ（予備電池を含む）
• 広域避難地図
• 充電済みのモバイルバッテリー（携帯の電池が切れた時に便利）

食料・飲料

• 非常食（水や火を使う必要のない食べ物。乾パン、缶詰、栄養補助食品など）
• 水（一人1日2～3リットル程度が目安とされていますが、一人で持ち出せる量を用意しましょう）

便利品

• 懐中電灯（予備電池を含む）
• ナイフ、ハサミ
• 衣類（下着など。冬場は防寒具も）
• 軍手（ガレキや割れたガラスなどによるケガを防ぎます）
• ビニール袋（防寒具や敷物にも使えます）
• 雨具（レインコートなど）
• タオル

その他

• 救急用品（絆創膏や消毒薬、マスクや胃薬、常用薬など）
• 衛生用品（お風呂に入れない時に便利なボディシートや、水がなくても使えるドライシャンプー、生理用品など）

防災グッズは、機能重視で無骨な物が多い印象……。そこで、女性でも備えやすいかわいい＆オシャレな防災グッズをご紹介します。

A4サイズのコンパクトな防災セット NOSIGNER「THE SECOND AID」

仙台市の会社とデザイン会社が共同開発した防災セット。シンプルでスタイリッシュな見た目に仕上がっています。水や食料、トイレキットやブランケットといった防災グッズに加え、災害時や非常事態に対応できるよう情報をまとめたマニュアル本もついているため、いつでも手の届くところに置いておくと安心。A4サイズでコンパクトなので、本棚や職場のデスクに常備しておいてもいいですね。

販売元:高進商事株式会社
http://www.kohshin-s.co.jp/

非常用持ち出し袋がベストになった！マシュール「ハコベスト」

非常用持ち出し袋を、リュックではなくベストとして着用できる斬新な防災グッズ。着用することで重みが分散するので、リュックよりも楽に持ち出すことができます。前面・背面に施された大容量の収納ポケットにさまざまな防災グッズを入れられます。上記の非常持ち出し袋のリストを参考にして、防災グッズを備えてみてくださいね。

http://www.hakovest.com/doc/hakobest/exbb02set.html

停電時もこれで安心！「LEDキャンドル クオーレ」

まるでキャンドルのようなデザインのLEDライト。乾電池で動き、スイッチのオン・オフは、センサーに息を吹きかけるだけ。停電時に、懐中電灯を探さなくても、一時的な光源として役立ってくれます。プラスチック製なので、倒れても割れたり燃えたりする心配がありません。

http://item.rakuten.co.jp/di-classe/cuore/

「いつかやろう」と後回しにし、備えを怠りがちな防災対策。でも、いざという時に準備ができていないと、頭がパニックになってしまって逃げ出すのにまごついてしまうことも。

災害時に落ち着いて行動できるよう、「避難経路を確保するため通路に物を置かない」、「地震の時に崩れないようむやみに物を積み重ねない」……など、普段から家の中を整理整頓しておくことも大切です。災害に備えた心構えや防災グッズの準備とともに、収納やインテリアも防災の視点で見直してみましょう。

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