「頭が良くなるって聞くけど、DHAって何?」そんな方も多いはず。DHAとは、主に青魚に含まれていて、脳や神経組織には欠かせない栄養素です。実は、血液の流れも良くなるので、体全体にとっても重要なものです。
しかし、昔に比べて魚を食べなくなった現代人は、DHAが不足気味。そこでオススメなのが魚の缶詰です。料理するのも食べるのも、とにかく楽チン♪ いつもの生活に取り入れて、手軽にDHAを摂りましょう!
「魚の臭いがダメ」「魚は調理が面倒」なんて人にぴったりのレシピを2つご紹介します。
■サバの缶詰のブイヤベース風トマト煮込み
<材料>
・サバ水煮缶詰 1缶(180~200g)
・ホールトマト缶詰 1缶(400g)
・タマネギ 1個
・ニンニク 1片
・カレー粉 大さじ1/2
・オリーブオイル 大さじ2
・塩 適量
(1)鍋にオリーブオイルを入れ、みじん切りにしたニンニクと薄切りにしたタマネギを炒めます。
(2)サバの缶詰に入っている煮汁とトマト缶を加えて、煮ます。
(3)カレー粉とサバの身を入れ、しばらく煮込んで、最後に塩で味を調えて完成です。
■さんまの缶詰の炊き込みご飯
<材料>
・お米 2合
・さんまの蒲焼の缶詰 1缶
・タマネギ 1/2個
・酒 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・すりおろした生姜 大さじ1
・青ネギ お好みで
(1)タマネギをスライスします。
(2)研いだお米と酒、しょうゆ、すりおろした生姜、缶詰に入っている煮汁を炊飯器に入れます。
(3)炊飯器の2合のメモリまで水を入れて軽く混ぜたら、缶詰のさんまとタマネギを乗せて炊きます。
(4)炊けたら、さんまをほぐしながら、全体を混ぜます。お好みで青ネギを添えて完成です。
DHAは脂質に含まれる成分で、焼く・煮るなどの調理によって分解されるわけではありません。缶詰煮汁にもDHAが含まれているので、その煮汁を捨てずにお料理に使うのがオススメです。また、調理中に脂を落としすぎるとDHAは失われてしまいますので注意してください。